英会話クロノビジョン

英語学習における壁の体験

私は学生時代から、英語圏への語学留学経験が短期・長期と数回あります。その都度レベルを変えての挑戦でしたが、常につきまとっていたのが「語彙」に対するコンプレックスでした。

 

英会話スクールでも語学学校でも、中心として学んでいたのは会話の部分です。目の前にいるネイティブ講師や、他国からの留学生たちと「生きた」コミュニケーションをする中で自分の表現力・理解力を磨いていくことを目標としていたのですが、私の場合ひとつ未知の言葉が出てくると、そこまでの理解の流れがたちまちストップしてしまいました。

 

回数を重ね、慣れて行くうちに何とか流れの維持はできるようになったのですが、このように「知らない言葉」に出会うという小さな恐れは、やはりいついつまでも私の英語学習にとっては「のどに刺さった小骨」のような存在でした。

 

そこへ行くと、欧州からの留学生たちはひるみません。「それってどういう意味ですか?」と、話者の話の腰を折ろうが何だろうが、気にせず聞きます。留学して間もない頃は、「講師をまるで辞書がわりに扱っている。何て失礼なんだろう、あとで自分で調べればいいのに!」と内心で憤慨していたのですが、あまりにもそういうケースが目立つので「これでいいのか」と思うようになりました。

 

気を付けていると、日本人などアジア系の留学生は自分の手元で辞書を引いていますが、欧州系・ラテンアメリカ系の学生はまず口頭で質問しています。

 

あっ、これもひとつの会話トレーニングの一環なんだ!ある時ようやくそのことに気が付き、以降は私も口頭にてよく質問するようになったのです。また逆に自分が聞かれる立場になった場合、こういった「ひとつのことを別の表現に言い換えて表現する」力を蓄えるには英英辞書が強力に役立ちます。会話力を上げたい方にはおすすめのツールのひとつでもあります。